時は、千年の歳月を越えて

~21世紀  2019年1月  大寒~

現代女性の2人に1人は、冷えに悩んでいると言われています。

今宵は、冷えの在りかと熱の行方というお話をしたいと思います。

心地よく、<熱の行方を追うこと>が
【冷え取り】を通じて
じぶんのからだの<内部を観る>
ということなのではと、お伝えしたいのです。

 

冷えは<外>に在るもの

だから、外から襲ってくる冷えを防ぐことが大切という考え方が、<防寒>です。

大寒のこの時期や、室内の冷房が効きすぎる真夏は,、確かに<冷え><外>にあって、その寒さから身を守ってくれる防寒グッズは有り難いもの。

それでも、<冷え><外>からということだけでは、腑に落ちないことがあります。

ちょっとお固いデータで恐縮ですが……

 

厚生労働省 平成28年「薬事工業生産動態統計」によると

■ 入浴剤だけで、450億円の市場規模

■ 家庭用医療機器で、1,300億円の市場規模

_家庭用のマッサージ・治療浴用機器

_家庭用の電気・磁気・熱療法治療器など

となっています。(国内出荷金額ベース)

こちらに、靴下、腹巻など冷え対策衣類、サプリメントなどを加えると数千億円市場になるとも言われています。

*直接関係はありませんが、ビタミン含有保健剤という項目だけで1,000億円規模なんだと驚く。

 

 

市場規模の大きさは、『それだけ困っている人が多い』ということ。

うがった見方をすれば、抜本的な解決策がないから、色んな商品を試し続けているとも読み取れると思うのです。

 

お伝えしたいのは、<冷え>は<外>から来るという考え方だけでは解決しないのではということです。

 <蓄積した冷え>

貴女のからだの中にあります。

 

だから防ぐだけでは十分ではありません。

<蓄積した冷え>は

溶かしてあげなければ。

 

冷えは<詰まり>として、からだ内部に在ります。

からだ内部の冷えを溶かすには、

 ㋹防寒だけではなく

 ㋹バリア機能を持つ皮膚からだけでなく

 

 ◆骨盤底に近い粘膜(膣・膀胱・直腸)から温めること

 ◆そして、内部に冷えがあることに、貴女自身が気づいてあげること

 ◆心地良い熱が身体の深部を上がっていく様子を、貴女が感じ取ってあげること

    ◆深部の冷えを溶かしつつ、熱がからだの深部から体表へ逃げていくのを

  身体感覚として見届けてあげること

 

心地よく、<熱の行方を追うこと

【冷え取り】を通じて

じぶんのからだの内部を観る

ということなのではとお伝えしたいのです。

 

 

次回の『温石物語』巻11_2をお楽しみに♬